蜂子神社御開扉[山形県鶴岡市羽黒町・5/13]

平成26年5月13日。

羽黒山の山頂、出羽三山神社(出羽神社/三神合祭殿)
s-DSC_4383

その向かって左側に、蜂子(はちこ)神社という神社がある。
s-DSC_4387

s-DSC_4377

その蜂子神社が今、
約140年振りの御開扉という事で、見に行ってきた。


まずは受付で参拝前のお祓い。
初穂料は500円。
これは拝観料も兼ねているのだと思われる。
ここでお札を受けた。
s-DSC_4378

そのままスロープを歩き、拝殿へ。
拝殿内は土足厳禁。
神職さんが下足袋を下さったので、それに入れる。

写真撮影は厳禁との事で、ここからしばらく写真はない。

拝殿内では、ある程度の人数が集まると、
神職さんが解説をしてくれる。
解説をまとめるとこんな感じか。

ここに祀られている“蜂子皇子”は、この出羽三山を開いた人物とされている。
第32代崇峻天皇の第三皇子である。
崇峻天皇が蘇我馬子に暗殺された後、
丹後国由良(現在の京都府宮津市由良)から海を船で、現在の山形県鶴岡市由良へ逃げ、
ヤタガラスに導かれて、羽黒山に登ったとされる。

ここに御神体として祀られているのは蜂子皇子の御尊像である。
元々神仏習合の折、仁孝天皇より照見大菩薩の諡号が贈られ、
江戸期までは麓の国宝・五重塔に祀られていたらしい。
しかし明治に入り、神仏分離に伴って、仏は神として祀らねばならぬようになり、
僧形であった蜂子皇子の御尊像は堂の奥に隠されるようにして仕舞われた。

御尊像は非常に穏やかないでたちであった。
よく目にする肖像の険しい表情とは全く異なるようだった。
s-img001

多くの人々の悩みを聞き、このような顔になったとされている。

神社出口には授与所が設けられている。
ここで御朱印も受ける事ができる。
s-DSC_4379

御朱印の初穂料は300円。
後で茶屋の人から聞いたのだが、
この御朱印、
例年なら摂社蜂子神社祭〔特殊神事 八朔祭〕の時にしか受け付けていないらしい。
20140513_蜂子神社
また茶屋の人から聞いた話だと、
このゴールデン・ウィーク中の蜂子神社は混みまくり、
並んでも並んでも見られない人が続出したのだとか。

なお、蜂子皇子のお墓は出羽三山神社の境内にあって、誰でも見る事ができる。
s-DSC_4393

東北地方に存在する、唯一の皇族の墓である。
s-DSC_4391

なのでここは今でも宮内庁によって管理されている。
s-DSC_4398

これは戦前の名残か。
s-DSC_4389
Nikon D80 + Nikon DX AF-S NIKKOR 18-135mm 1:3.5-5.6G ED

【参考】羽黒山開山堂「蜂子神社御開扉」


にほんブログ村 地域生活(街) 東北ブログ 鶴岡情報へ
にほんブログ村
にほんブログ村 写真ブログ 東北風景写真へ
にほんブログ村



【Kindle本出版しました↓↓↓】
平成26年5月7日発売 最新刊



関連記事
スポンサーサイト

テーマ : 史跡・神社・仏閣
ジャンル : 写真

コメントの投稿

非公開コメント

カウンター
2014年2月~
現在の閲覧者数
現在の閲覧者数:
プロフィール

zunsanzunsan

Author:zunsanzunsan
秋田県出身、山形県庄内地方在住のzunsanことK.Junです。
神社が好きで、しょっちゅう神社の写真を撮りに行っています。
使っているカメラは主にPENTAX K-3。
他にCanon G7X、PENTAX K-5、LUMIX GF2、Canon G11、PENTAX K-m、RICOH CX3を使っています。

最新記事
月別アーカイブ
カテゴリ
最新コメント
最新トラックバック
検索フォーム
Kindle本出版しました
【最新刊】 2014年12月8日発売 『Shrinescape 5 -緑に抱かれる神々の社-』
にほんブログ村
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる