大滝温泉 千歳ホテル[秋田県大館市十二所・2015/8/11]

平成27年8月11日

もうひと月も前の事となってしまった。
地元秋田県鹿角市へ帰省した際、宿泊したのが、鹿角からはちょっと離れた「大滝温泉」だった。
僕は高校生の頃、JR花輪線で大館市内の高校へ通っていたが、
この大滝温泉にも「大滝温泉駅」というそのままズバリの名称の駅があり、毎朝晩通っていたし、
親と車で大館市内へ買い物に行く時も、実家のある尾去沢からだと、この大滝温泉街を通って行くのが近道だった関係で、
よくここは通っていた。
だから失礼ながら、大滝温泉街は「ひなびた」どころか、それを通り越して「寂れた」温泉街である事は重々承知だった(失礼)。
親からも「あそこ、やってる旅館あるの?」と心配されたほどである(さらに失礼!)
だからこそ、そんな大滝温泉の現状を見てみたかったのと、少しでも貢献できればという想いから、
今回敢えて実家から離れた大滝温泉に宿を取ったのである。

今回お世話になったのは“千歳ホテル”さん。
小さな赤ちゃんも一緒だったため事前に電話で問い合わせたが、快く受け入れてくれた。
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今回は既に実家で夕食を済ませていたため、食事なしの素泊まりプランだった。
楽天トラベルでのレビューを読むと、食事はなかなか美味しいらしい。
次泊まる事があれば食事付にしてみたい。
駐車場は台数が少ないので車の方は注意が必要。
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エレベーターのボタン類
とってもレトロで昭和を感じさせてくれる
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大浴場前には、これまたレトロなマッサージチェアが置かれていた。
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フジ自動マッサージ機
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「十円硬貨を入れて下さい」と書いてある。
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大浴場
在りし日の隆盛を偲ばせる広くて立派な大浴場だ。
こちらは男性用メインとして使われるが、夜間の数時間だけ、女性用と入れ替えられるシステムになっているようだ。
写真はないが、隣に女性用メインの小浴場もある。
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古いタイプの壁面備え付け型ドライヤー
どうやら動かないらしい
訂正:動くが、恐ろしく風が弱いらしい。
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翌朝
とっても広くて大きいホテルだという事が分かる。
バブル期とか、とっても流行ったんじゃないか、と想像する。
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鏡を挟んで右側の「あきたびじょん」は至極最近のポスターだが、
その逆側の「赤い風船」と書かれた熱気球が載っている「日本旅行」のポスターはだいぶ年季が入っているように見える。
「熱いこころを飛ばそう。」と書いてある。
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客室の洗面台の蛇口
こちらもレトロで昭和の匂いプンプン。
ちなみに僕らが泊まった客室にはトイレは備えられていたが、
部屋風呂は板が打ち付けられていて使用不能になっていた。
たまたま僕らが泊まった部屋がそうだっただけで、ひょっとするとまだ部屋風呂が使える部屋も数室残っているのかも知れない。
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純和風の客室
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こないだ高倉健の『幸せの黄色いハンカチ』やら『駅 STATION』やらを観たばかりだったので、
こんな旅館が気分だった。
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昨晩は飛んじゃってて文字が見えなかったが、こちらがホテルの看板。
河畔の宿 千歳ホテル
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すぐ向かいにあった薬局
営業しているのかどうかは不明だ。
旅館の前に避妊具の自販機があるのが生々しい。
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ホテルのフロント付近
郷土の名産がガラスケース内に展示されている。
大館の名産は曲げわっぱ。
秋田音頭の中にも唄われている。
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ホテルのロビー
さすがにここには最新のポスターばかりが貼られているようである。
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立派な螺旋階段だ。
昔は企業の慰安旅行や会議など、多くの人が泊まり賑わったのだろうな。
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最初入館して面食らったのが、このホテル、
入口側の部屋、恐らく元々は大広間だったのだろう部屋を改造し、現在デイサービスも経営しているらしい。
(このホテルの運営なのか、別会社に場所貸ししているのかは分からない)
だから楽天のレビューでもその件に触れ
「旅情がない」など批判的なコメントを書いている人もいた。
僕も当初は全く同じ感想だった。
ホテルとしてやる気がない、と。
しかし翌朝、嫁さんから「やる気があるからこそ、宿泊客の少ない今、デイサービスで活路を見出そうとしているんだろうね」と。
言われてみればそうだ。
この大滝温泉郷は秋田県でも古くから開けていた温泉の内のひとつだそうだ。
秋田の殿様佐竹氏も、昔はこの湯によく立ち寄ったのだそうだ。
それが今では廃墟だらけの温泉街
現在は宿泊施設7軒のみだそうだ。
やる気のない商売はおしなべて衰退して然るべきだと思うが、やる気のある旅館はどうか残って欲しいと思う。
この旅館の女将さんはとても感じが良い人だったのと、昭和レトロを味わえたので、
施設がちょっと古かったのと、デイサービスの旅情の件は、これでチャラという事にしよう。
また大滝温泉に泊まる機会があれば、今度は食事付プランにでも。
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最後に
「河畔の宿」と名乗るだけあって、翌朝目覚めると、窓の外には米代川の流れる光景があった。
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秋田県出身、山形県庄内地方在住のzunsanことK.Junです。
神社が好きで、しょっちゅう神社の写真を撮りに行っています。
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他にCanon G7X、PENTAX K-5、LUMIX GF2、Canon G11、PENTAX K-m、RICOH CX3を使っています。

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