小町堂と桜[秋田県湯沢市小野小町・2016/4/21]
平成28年4月21日
もうすっかり桜は散ったが、
秋田県の桜が見頃であった4月下旬、
湯沢市にある「史跡 小町堂」へ立ち寄った

丹塗の建物に薄ピンク色の桜花が映える

「小町堂」とは小野小町が生まれたと謂われる地に建立されたお堂だ
所在地名はズバリ「湯沢市小野小町」


酒田市市条鎮座の八幡神社は小野篁による勧進と伝えられているが、
その篁の子、小野良真が出羽郡司であり、当初同じく酒田市にあった城輪柵に勤めていたとされる。
そうして更にその良真の子が小野小町である事から、
小野良真が配置変えか何かで湯沢(旧雄勝町)に身を移してから小野小町が生まれたと考えるのが自然であるが、

それだと年代が合わないらしく、
そもそも小野良真の子ではないとか、

小野小町は当時出羽国府があった酒田で生まれていたのではとか言う説もあり、
未だ真偽は定かではないのだ。

まあ他に何の取り柄もない秋田県民(僕自身が秋田県出身者だから自虐的に語る)からすれば、
「秋田美人」くらいしか褒める事がないのであって、
史実はどうであれ、小野小町は「秋田県民」であった事にしておいてあげた方が親切なのかも知れない。

Nikon D80 + Nikon DX AF-S NIKKOR 18-135mm 1:3.5-5.6G ED

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もうすっかり桜は散ったが、
秋田県の桜が見頃であった4月下旬、
湯沢市にある「史跡 小町堂」へ立ち寄った

丹塗の建物に薄ピンク色の桜花が映える

「小町堂」とは小野小町が生まれたと謂われる地に建立されたお堂だ
所在地名はズバリ「湯沢市小野小町」

小野小町遺跡
小野小町生誕の地
花の色は、うつりにけりな いたづらに
わが身世にふる ながめせしまに
(小野小町)
小野小町は大同四年、出羽の国福富の荘(湯沢市小野字桐の木田)で生まれました。
幼い頃から美しく十三の頃、京にのぼりその後二十年程宮中にいました。
その用紙の美しさや才能の優れていることなど、
数多の女官中ならぶ者がいないと言われ、時の帝から寵愛を受けました。
しかし小町は三十六歳にして、故郷恋しさのあまり生地小野の里に帰り
庵をつくり歌に明け歌に暮らしておりました。
京から小町がいなくなったので、小町に想いを寄せていた草深少将は急ぎ東下をし、
長鮮寺に仮の住まいを求めました。
そして百夜通いの逸話を残し九十九日目の夜、
降り続いた雨の中森子川にかかった橋とともに流されて亡くなってしまうのです。
これを聞いた小町は嘆き悲しみ少将の遺骸を鼻子山(二ツ森)に葬りました。
その後小町は、岩屋堂に住み、世を避け香をたきながら一人自像をきざみ、
九十二歳で生涯を閉じました。
「小町まつり」は、毎年芍薬の花香る、六月第二日曜日に、七小町による和歌朗詠、
稚児行列などが、盛大に行われます。
湯沢市
小野小町生誕の地
花の色は、うつりにけりな いたづらに
わが身世にふる ながめせしまに
(小野小町)
小野小町は大同四年、出羽の国福富の荘(湯沢市小野字桐の木田)で生まれました。
幼い頃から美しく十三の頃、京にのぼりその後二十年程宮中にいました。
その用紙の美しさや才能の優れていることなど、
数多の女官中ならぶ者がいないと言われ、時の帝から寵愛を受けました。
しかし小町は三十六歳にして、故郷恋しさのあまり生地小野の里に帰り
庵をつくり歌に明け歌に暮らしておりました。
京から小町がいなくなったので、小町に想いを寄せていた草深少将は急ぎ東下をし、
長鮮寺に仮の住まいを求めました。
そして百夜通いの逸話を残し九十九日目の夜、
降り続いた雨の中森子川にかかった橋とともに流されて亡くなってしまうのです。
これを聞いた小町は嘆き悲しみ少将の遺骸を鼻子山(二ツ森)に葬りました。
その後小町は、岩屋堂に住み、世を避け香をたきながら一人自像をきざみ、
九十二歳で生涯を閉じました。
「小町まつり」は、毎年芍薬の花香る、六月第二日曜日に、七小町による和歌朗詠、
稚児行列などが、盛大に行われます。
湯沢市

酒田市市条鎮座の八幡神社は小野篁による勧進と伝えられているが、
その篁の子、小野良真が出羽郡司であり、当初同じく酒田市にあった城輪柵に勤めていたとされる。
そうして更にその良真の子が小野小町である事から、
小野良真が配置変えか何かで湯沢(旧雄勝町)に身を移してから小野小町が生まれたと考えるのが自然であるが、

それだと年代が合わないらしく、
そもそも小野良真の子ではないとか、

小野小町は当時出羽国府があった酒田で生まれていたのではとか言う説もあり、
未だ真偽は定かではないのだ。

まあ他に何の取り柄もない秋田県民(僕自身が秋田県出身者だから自虐的に語る)からすれば、
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