大直利[秋田県鹿角市尾去沢・2016/8/19]

平成28年8月19日

故郷・尾去沢にある「石川菓子舗
(ウェブサイトがある事に驚いた)

作られているお菓子「大直利(おおなおり)」
帰省した際に親から買ってもらった
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大直利の由来
慶長4年(1599)
南部第27代の藩主利直の臣・南部十左衛門が国境検分の際金鉱を発見、
自ら金行奉行となって開坑したのが尾去沢鉱山の始まりとされているが、
山奥の一寒村が一朝にして黄金郷と化し、
ひいては、南部家の財政は豊かになった事から、
鹿角地方では「大直利」とはやしたのが由来である。
具体的には鉱床の中で特に「鉱石の多い部分」を指すといわれている。
からめ節の前唄に、この当時の様子が次のようにうたわれている。
      1.おせや押せ押せ青ばんおせば
               おせば直利に近くなる
      2.直利ア出て来る坑夫は勇む
               まして旦那様お喜び

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要はクルミの入ったゆべしなのだが、
この大直利という名称は、
「大直利大太鼓(おおなおりおおだいこ)」という民俗芸能にもその名が伝えられていて、
このサイト「秋田民俗芸能アーカイブス」に詳しいが、
ちょっと引用させてもらうと
大直利大太鼓は、織豊時代の大阪夏の陣に出陣した武将が帰郷した際に伝えたものといい、戦太鼓に由来すると伝えられるもの。そのために戦死者の供養の意味もあるとされ、山神社(やまじんじゃ)に奉納した後、圓通寺(えんつうじ)の境内で演舞して魂入れをするのだという。その後、集落を巡り演舞して廻る。演目は2つで、打ち込みの太鼓・大直利大太鼓がある。大直利大太鼓には太鼓を中心として輪踊りをするものがみられたが、調査時点では伝承されていない。直利というのは優良な鉱脈をさすというもので、鑿(のみ)と鎚を手に取った動作で太鼓を打つものだとされてきた。なお、囃子には太鼓のほかに笛も入る。

協力元:大直利大太鼓保存会

という事だそうである。
僕はその名称だけは知っていたが、実際に見た事はない。
なお上の説明で「山神社(やまじんじゃ)」となっているが、
地元の人は皆「山神社(さんじんしゃ)」と呼んでいるから誤りであろう。
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オブラートに包まれたくるみ餅は素朴で懐かしい味
鹿角市内では道の駅やAコープで買う事ができる
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tag : 秋田県 鹿角市 尾去沢 大直利 ゆべし くるみ お菓子 お土産

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zunsanzunsan様
おばんです。先日尾去沢のことでコメントしたピカードです。
大直利ですが、作っている石川菓子店は実は私の伯母の家で、ラベルの責任者は従兄です。
今後ともよろしくお願いします。
さて、先日zunsanzunsanのブログで存在を教えていただいた昔の尾去沢の写真ですが、
尾去沢鉱山の支配人にお願いして見させていただくことができました。
マインランドも全盛期は(昭和54年ころ)稲村橋まで観光バスが連なっており、大直利の納品も
大変だったとのことです。私も夏休みに袋詰めを手伝ったのを覚えています。
昔の写真は展示パネルだけでなく、クリアファイル4冊に入ったほかの写真も見させていただきました。
私夫婦と両親、叔母4名で行ったのですが、(うちの奥さん以外は尾去沢出身、両親は70代)
写真をとても懐かしがっておりました。

また、写真の中にはなんと叔母一名が写っているのを発見し、さらに私の曽祖父のポートレートまでありました。曽祖父の写真は当家にはありませんでしたので、仏壇に飾ることになりそうです。
話を聞いたところ曽祖父は鉱山事務所で葬儀の差配をやっていたようで、お寺や葬儀屋さんとの
関係も深かったとのことで、尾去沢ではかなり有名だったようです。写真を撮っていただいた方も知っていたようですね。
そんな私どもですが、お墓も円通寺から静岡に引き上げてしまい、もう尾去沢に行くこともなさそうです。残念です。

このブログを見なければ、すべてわからず終わっていたところでした。本当にありがとうございます。


ピカードさまへ

ピカードさま
おはようございます。
コメントありがとうございます。
まさかの「石川菓子店」様のご関係者だったとは。
母親も昔から好きなお菓子だったようで、我々も美味しく頂きました。
拙ブログがきっかけで曽祖父様の写真を見つける事ができたとの事、
厚かましくもお役に立てて嬉しく思います。
今度帰省した際には、改めて母親にも色々尾去沢の過去の事を聞いてみたいと思います。
最後に、「もう尾去沢に行くこともなさそうです」とありますが、
そんな寂しい事仰らずに、ぜひたまには遊びにいらして下さい。
と、尾去沢に住んでもいない自分が言うのもなんですが。
夢は春木沢探索です。
ありがとうございます。

> zunsanzunsan様
> おばんです。先日尾去沢のことでコメントしたピカードです。
> 大直利ですが、作っている石川菓子店は実は私の伯母の家で、ラベルの責任者は従兄です。
> 今後ともよろしくお願いします。
> さて、先日zunsanzunsanのブログで存在を教えていただいた昔の尾去沢の写真ですが、
> 尾去沢鉱山の支配人にお願いして見させていただくことができました。
> マインランドも全盛期は(昭和54年ころ)稲村橋まで観光バスが連なっており、大直利の納品も
> 大変だったとのことです。私も夏休みに袋詰めを手伝ったのを覚えています。
> 昔の写真は展示パネルだけでなく、クリアファイル4冊に入ったほかの写真も見させていただきました。
> 私夫婦と両親、叔母4名で行ったのですが、(うちの奥さん以外は尾去沢出身、両親は70代)
> 写真をとても懐かしがっておりました。
>
> また、写真の中にはなんと叔母一名が写っているのを発見し、さらに私の曽祖父のポートレートまでありました。曽祖父の写真は当家にはありませんでしたので、仏壇に飾ることになりそうです。
> 話を聞いたところ曽祖父は鉱山事務所で葬儀の差配をやっていたようで、お寺や葬儀屋さんとの
> 関係も深かったとのことで、尾去沢ではかなり有名だったようです。写真を撮っていただいた方も知っていたようですね。
> そんな私どもですが、お墓も円通寺から静岡に引き上げてしまい、もう尾去沢に行くこともなさそうです。残念です。
>
> このブログを見なければ、すべてわからず終わっていたところでした。本当にありがとうございます。
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